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生産性を大幅に向上! 多機能な染色助剤 「テキスポート PEEL」
 

2022.06.28

製品情報技術情報

染色加工に求められるサステナブル生産。
前回のニュースレターで、節水やCO2排出量の削減に貢献する ”Smart Dyeing Process” をご紹介しましたところ、関心があるとの多くのコメントをいただきました。そこで、今回はSmart Dyeing Processを実現するNICCAのソリューションの一例をご紹介いたします。
ご紹介するのは、1剤で様々な効果を発揮し生産性向上に貢献する、ポリエステル用染色助剤 「テキスポート PEEL」 が実現する課題解決事例です。

■缶体洗浄頻度を低減し、大幅節水を実現
ポリエステルの染色において発生するオリゴマー汚れ。
オリゴマーは染料とともに、生地が接触しない染色釜の壁面や熱交換器などに蓄積し、頻繁に缶体洗浄が必要となるため、かなりの水、エネルギー、時間と労力がかかっていました。しかし、染色時に「テキスポート PEEL」を添加することにより、染色釜への汚れの蓄積が少なくなり、缶体洗浄の間隔を伸ばすことができ、大幅な節水、省エネと生産性向上を実現することができました。

■染色工程短縮による節水・CO2排出量削減
品質を保ちながら加工工程を短縮する。私たちが提案するSmart Dyeing Processのコンセプトの1つです。
「テキスポート PEEL」は、ポリエステルのオリゴマー除去力のほか油剤除去力にも優れているため、従来の精練工程を省くことで生産バッチ数を増やしたという実例もあります。精練工程を省くことで、節水、および省エネによるCO2排出量削減、加工時間の短縮など、様々な効果を得ることができました。

※テキスポート PEELの課題解決事例はこちら


■テキスポート PEELの思いがけない効果
テキスポート PEELは、生地や染色釜への汚れ付着防止のみならず、様々な効果をもたらしています。
「生地の色ムラやロット間の色ブレが改善し、再加工率が低下した」「加工トラブルの多いリサイクルポリエステルの染色で安定生産が可能になった」など、加工場からは喜びの声をいただいています。

■サステナブル生産に向けて
今回ご紹介しました「テキスポート PEEL」は、節水・CO2排出量削減に欠かせないSmart Dyeing Processを実現する加工剤の1つです。
NICCAはSmart Dyeing Processの確立に向けて、加工場のご協力のもと、現状の加工工程や要求スペックなどを理解し、最適な加工処方の提案をさせていただきます。加工において抱えている課題、節水やCO2排出量削減に向けたご要望など、お気軽にご相談いただけますと幸いです。

 

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