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2022.05.31
技術情報CSR
染色加工に必要な大量の水とエネルギー。 一方で、繊維産業全体ではサステナブル生産への転換が求められています。 今回は、節水やCO2排出量の削減に貢献する染色加工 ”Smart Dyeing Process” をご紹介します。 ■アパレルブランドが掲げるサステナブル生産ロードマップ アパレル産業は、水の使用量と温室効果ガス排出量が極めて多く、労働者の作業環境にも配慮が必要な産業です。アパレルブランドは、「節水」や「省エネ」、「有害化学物質排出ゼロ」を目標に掲げたサステナブル生産に関するロードマップを設けており、ホームページに掲載する企業も増えています。 また、アパレルブランドやZDHCは、サステナブル生産に取り組む加工場との協業を進めており、それぞれのホームページで認証加工場を公開しています。 ■染色加工におけるサステナブル生産とは 大量の水とエネルギーを消費する染色加工。品質を保ちながら環境負荷の少ない加工に変革するため、NICCAはアパレルブランドや商社、染色加工場の方々とともにSmart Dyeing Processの取り組みを始めています。 私たちが提案するSmart Dyeing Processは、染色加工工程の生産効率を図り、水の使用量削減、省エネによるCO2排出量削減、快適で安全な作業環境を提供する加工処方です。生産バッチ数の向上や加工品質の向上につながる加工処方もあり、お客様の現在の加工処方を確認した上で、最適なソリューションを提案しています。 ※Smart Dyeing Processの詳細はこちら ■NICCAの強みとは Smart Dyeing Processの確立にはテクニカルサポートが不可欠です。NICCAは創業以来、染色加工におけるテクニカルサポートに力を入れてきました。現在では、世界10カ国、14拠点の現地スタッフが、加工処方の確立から薬剤の供給までをサポートしています。 コロナ禍において、この現地対応・現地供給体制が、繊維産業に携わる皆様にとって少しでもお役に立てれば幸いです。
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