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精練・染色工程を短縮 “Smart Dyeing Process”による課題解決事例

2022.09.29

製品情報技術情報

染色工程の短縮により節水やCO2排出量の削減に貢献する“Smart Dyeing Process”として、以前はポリエステル用染色助剤の課題解決事例をご紹介し、多くの反響をいただきました。
今回は第2弾として、綿をはじめとするセルロース繊維にも使用できる染色助剤のソリューション事例を2つご紹介いたします。
この機会にNICCAと共に“Smart Dyeing Process”で工程短縮にトライしてみませんか?

■色ブレ防止による生産性向上
染色工程において生産性低下の要因となる『色ブレ』の発生は業界全体の課題となっており、多くのお客様から相談が寄せられています。NICCAでは色ブレの原因となる染浴に残留する油と、水質でバラつく金属分などに対して、1剤で効果的にアプローチし色ブレ防止を可能にする加工処方を確立しました。その結果、再加工率が10分の1に低減した実例もあり、節水やCO2排出量の削減にも貢献しています。
また、色ブレが起こりやすく導入のハードルが高いと思われる一浴精練染色を行う場合にも高い効果を示します。工程短縮を検討されているお客様にも是非ご提案させていただきたい製品です。

⇒色ブレ防止剤の詳細はこちら

■時短・低温加工が可能な精練漂白処方
綿をはじめとするセルロース繊維の品質の決め手の一つは白度です。
NICCAが提案する精練漂白処方は過酸化水素を最大限に活性させることより、効率良く精練漂白効果を得ることができます。これにより、品質を保ちながら加工時間を42%削減※1した例もあります。また、従来の白度を維持しながら低温で加工することも可能なほか、より高白度に仕上げたい場合は、従来と同じ加工時間や加工温度で白度に優れた高品質の生地に仕上げることもできます。
環境負荷を増やすことなく、目的に合わせた付加価値の提供ができる多機能な精練漂白剤です。

⇒時短・低温精練漂白剤の詳細はこちら

■お客様と創る“Smart Dyeing Process”
“Smart Dyeing Process”は、加工薬剤の提供のみで実現できるものではないと考えています。
NICCAでは加工場のご協力のもと、現状の加工工程や要求スペックなどを理解し、お客様と相談を重ねた上で最適な加工処方をご提案させていただきます。世界10カ国、14拠点の現地スタッフにより、技術サポート体制を整えておりますので、国内外問わず、多くのお客様からのお問い合わせをお待ちしています。


※1:自社計算方法により算出

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