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工程
素材
2023.07.27
製品情報
染色加工のサステナブル化は繊維業界の課題ですが、最適な加工処方を提案するための新しいカテゴリーとして、『EvoGreen-Bio』シリーズの展開をスタートしました。 ”EvoGreen”は Evolved Green Chemical の略で、人と環境にやさしい進化した製品の意味です。さらに、”Bio”はバイオマス原料を20%以上使用したbluesignⓇ登録製品を指しています。 今回、シリーズ第一弾として、ナイロン用Fix剤「SUNLIFE TA-560」を上市しました。 ナイロン用Fix剤を取り巻く化学物質規制は厳しさを増しており、その規制に関する情報とそれに対応可能な「SUNLIFE TA-560」の特長をご紹介します。 ■ナイロン用Fix剤のコンペリングイベント 繊維加工における化学物質規制が日々アップデートされていく中で、ナイロン用Fix剤の原料として使用されているBisphenol S (BPS) の規制対象を製剤へ拡大すると、2023年7月にbluesignⓇが発表しました。 BPS含有閾値(1000ppm)を超える製品は、2024年6月末でbluesignⓇの登録が抹消となるため、この規制に対する早期対応が必要な状況となっています。 【ナイロン用Fix剤に関わる規制化学物質とその規制対象】
化合物
Bisphenol S(BPS)
Phenol
Formaldehyde
bluesignⓇ BSBL(製剤)
1,000ppm
-
bluesignⓇ BSSL(生地)
100 ppm
20ppm
15ppm
Oeko-tex(生地)
16ppm
ECHA *(生地)
*European Chemical Agency(欧州化学品庁)
2024年中
10ppm
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