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防炎・難燃剤

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「防炎剤・難燃剤」とは?

防炎・難燃剤とは、繊維など可燃性の素材に添加することで、燃えにくく、あるいは燃え広がらないようにする薬剤です。
身近な繊維製品に防炎・難燃加工を施すことで、火災が発生した場合に被害を最小限に抑え、人命を救うことができます。

例えば、カーテンやカーペット、カーシート、ソファー、消防服などには、防炎・難燃加工が施されています。

メカニズム

防炎・難燃剤

燃焼とは、可燃性である繊維製品が着火源の熱で分解しガス化して、空気中の酸素と混合することにより激しい酸化反応を起こすことを指します。
この酸化反応により生じた反応熱が、さらに次の繊維を分解してガス化することにより、燃焼が繰り返されます。

燃焼を抑えるためには、次の①~⑤で示す方法により繊維を防炎・難燃化し、このサイクルの進行を阻止することが効果的です。

熱伝達の制御:
  無機物による被覆(ホウ砂、断熱層など)

ガス希釈、または不燃性ガスの添加:
  混合気体に不燃性ガスを添加し、燃焼を抑制
  (ハロゲン化合物)

固相分解速度の制御:
  繊維の融点を下げ、表面の吸熱能力を増大させる

脱水反応:
  脱水反応による炭化促進(硫安、リン化合物)

ラジカル反応停止:
  燃焼反応におけるラジカルをトラップする
  (ハロゲン化合物)

「防炎・難燃剤」製品名

 

ニッカファイノン シリーズ
ネオステッカー シリーズ

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