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撥水剤

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「撥水剤」とは?

撥水剤とは、ナノ粒子の化合物を繊維の表面に均一に塗布し、繊維と結合させることで、生地に優れた撥水性を与える加工剤です。また、洗濯耐久性を付与することもできます。
この加工の利点は、厚い樹脂で生地を完全に覆うコーティング仕上げではないため、通気性を失うことなく生地本来の手触りを維持できることです。

撥水剤は、一般的に以下の最終商材に使用されています。

アウトドアウエア、スーツ、コート、傘、カーペット、
手術着、自動車エンジンフィルター、段ボール など

メカニズム

撥水剤

撥水の仕組み

 

撥水性能や耐久性を向上させるには、繊維の表面に対して撥水剤を分子レベルでいかに規則正しく繊維と結合させ、安定させるかが大きなポイントになります。

そのためには、
①分子鎖が整然と配列するように設計された化合物(ポリマー)を開発すること
②開発した化合物を均一に安定して繊維表面に付着させる方法を確立すること
が重要で、日華は①②を実現した撥水剤を提供しています。

撥水加工

① 繊維への撥水加工



② 撥水加工布の撥水性と通気性

生地に撥水剤を浸透させ、高温で熱処理することで、繊維の1本1本に撥水ナノ粒子が結合します。

生地全体をコーティングしていないので、生地本来の通気性を損なわず、雨水などの水滴を弾きます。

「撥水剤」製品名

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