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工程
素材
サンモール WXシリーズは、合繊ニット素材用に開発された精練剤です。 編み立て油剤の除去性と乳化安定性に優れ、次工程の染色時において、油剤残留による染料分散性不良や浸透不良に起因する汚れや不均染を解消します。
合繊織物の精練は、連続精練工程による精練が一般的で、サイジング由来の糊剤・油剤の除去が求められます。 サンモール HSシリーズは、糊剤・油剤の脱落と再付着防止を界面活性剤などの効果で実現し、次工程の染色時において汚れや不均染の発生防止に貢献しています。
ポリエステル繊維は分散染料を用いて高温(130°C)で染色します。 ニッカサンソルト RMシリーズは、高温(110~130°C)での染料分散性・緩染性が良好で、染料汚れや色斑の発生を抑えた高品位の染色を実現します。 染着速度の異なる染料の染着速度を揃える効果や、染料の分解による消色を抑える効果により色相を安定化し、バッチ内バッチ間の色ブレを抑える効果も有することで、染色一発率向上に貢献します。
ニッカサンソルト LMシリーズは、繊維への染着促進効果と優れた移染効果により、染色時の筋斑やエンディング、リスティングなどの色斑を大幅に低減します。 また、発生した色斑の修正にも効果があります。
ニッカサンソルト SNシリーズは、ニット素材の一浴精練染色用の分散均染剤です。 分散均染剤としての分散・均染効果はもとより、染色工程での精練効果と脱落油剤による染料分散阻害を考慮した製品設計で、高い染色品位と工程短縮を実現します。
テキスポート Dシリーズは、染色浴中での布/布、布/機械間の摩擦軽減効果や染色浴の泡制御効果により、染色機械内での安定した布走行性を実現します。 スレアタリ・皺・それらに起因する斑の低減に効果があります。
サンライフ LPシリーズは、紫外線による染料変退色を防止します。 染色時に添加することで、ポリエステル繊維に吸着し紫外線の染料アタックを軽減することで、耐光堅牢度の向上に貢献しています。
テキスポート PEELは、ポリエステルオリゴマーと親和性の高い水溶性ポリマー成分の活用により、高温(130℃)での染色工程時に繊維から吐き出されるオリゴマーによるトラブルを軽減します。 白粉やサテン素材の影斑など、オリゴマー付着による品位低下、加工機械のオリゴマー汚れから来る生地欠点、糸加工時の糸切れや平滑性の低下などを防ぎます。
サンモール RCシリーズは、ポリエステル染色後の還元洗浄時に用いるソーピング剤(還元洗浄剤)です。 未固着の染料、還元された染料分解物を積極的に除去する効果があり、染色物の摩擦堅牢度・染色堅牢度向上に貢献しています。
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